気軽に聴ける演奏会を!

「倉敷市にはいい施設が整っており、海外の仲間と演奏会を開き、片引き貼らずに楽しんでもらえる雰囲気づくりに役立ちたい」。

こう話すのは、倉敷市玉島八島、ソプラノ歌手川井弘子さん=写真。

今月5に、倉敷公民館で、ロシア・レニングラードフィルハーモニーのトップメンバーによる弦楽四重奏団と共演の「室内楽の夕べ」を開いた。

ソプラノの難曲「夜鳴きうぐいす」やモーツアルトのアリアなどを歌った。sopuranoと弦楽四重奏の曲は少なく、選曲には苦労した。この楽団は2年前に岡山市で、昨年6月には広島県福山市で公演。その時、「次は四重奏団」で訪れ、白壁の町・倉敷でぜひ公演を」と頼まれ、実現させた。

「欧州では、日曜日に教会の掲示板に『今日午後から音楽会があります』と、ポスター1枚を張るだけで、多くの人たちが訪れ、生演奏に聴き入っています」

広島大卒、東京学芸大大学院修了。ドイツ・シュトゥットガルト国立音大に2年間留学。オランダ政府給費留学生として王立ユトレヒト音楽院でも学んだ。来年4月にオランダ・アムステルダムで公演する。