詳細はレッスン予約時にお問合わせください。
各会場のレッスン日時はこちらをご覧ください。
東京・大阪・富山・広島など | 18,000円(45分/1コマ) |
倉敷 自宅レッスン | 15,000円(45分/1コマ) |
東京・大阪・倉敷では、
歌のグループレッスン(90分・定員5名・受講料8,000円)も開催しています。
グループでは、必ずお一人ずつに演奏していただきます。
いっしょに学ぶことで刺激になり、また他の方の演奏や変化で、
自分が向上するための「気づき」が多く生まれるようです。
日時や会場は下記まで、お問合せください。
また、ブログでもお知らせしています。
「あなたの声で、あなたの歌が歌えるようになりますよ」
初めてのレッスンで川井先生にそう言われたとき、
私はその言葉の意味がよくわかりませんでした。
「それじゃあ、今、私は私以外の声で歌ってるってこと?」。
“CDで聴いた”“コンサートで聴いた”誰かの声を見本にして、
そこに近づけようとしていたなんて…
川井先生のレッスンを受けるまで、自分ではまったく気づいていませんでした。
無意識にそんなことをしていたなんて……。
これには本当に驚きました。
そして驚きはさらに続きました。
川井先生にご指導いただくまでは、
それまでのレッスンや講座で必須とされていたたくさんのポイントを
常にあれこれ意識しながら歌っていたのですが、
やればやるほど、声の出し方・歌い方がわからなくなってしまって……。
声が出ない… 進まない… 苦しい……。
そんな私に、川井先生は
「今まで注意を受けたことをやらずに、ひとまず私が言ったことだけ試してみてください。そして、何が起こるか様子をみましょう」
と、言われました。
あれもこれもやらずに歌うの?!?!
と、驚くと同時に不安もありましたが、
断捨離のごとく思い切って今までの注意をやめてみたら、
私の声がどんどん出るようになりました。
声が出る! 進む!! 苦しくない!!!
川井先生のレッスンは、“先生の声を真似る”レッスンではなく、
私のからだで、私の声で、私の歌を歌うために必要なことを教わるレッスンでした。
「私の声で歌う」ことを教わり、忘れてしまっていた
「歌うことが楽しい」気持ちを、また感じられるようになりました。
これからもよろしくお願いします。
数回、個人レッスンを受けて「私の演奏は激変しました」と書きたいのですが、今も首や腰がときどき痛くなったり、顎が痛くなったりします。
しかし、ヴァイオリン奏法の様々なテクニックについて、「なあんだ、こういう仕組みだったんだ」と、具体的に理解が進みました。
また、日々の練習や演奏活動の中で、たとえば、体のつかい方に対して、長年知らず知らずのうちに思い違いをしていたことを発見。
「良いと信じていたこと」を手放すことが増えて、新しい表現の可能性の扉が開く気がしています。
「どうしてもこういう音色がほしい」、「このテンポじゃないと」、「こういう表現をしたい」と勉強してきましたが、今は「<ひとつのテクストからどれだけ豊かな可能性を体験できるか>を目指す、そんな時間を過ごしたい」と思うようになりました。
川井レッスンの面白いところは「骨のマッピング」で、部分の理解は必ず「全体のバランスの中で」行われます。
そして、私にとっての最大のメリットは、川井先生がヴァイオリンを弾かないということ。
「動きや関係が変なものは変」、「ここの音は体にきちんと響いていない」と、指摘が適確でなんともわかりやすいのです。
チェロを30年勉強してきて、様々な先生から「脱力しましょう!」と言われ続けてきました。
しかし、「からだのどの部分をどのように使うのか」、よくわからないのも事実でした。
一方で、それができないのは練習不足や才能がないせいと考え、楽しいはずの音楽に苦痛や重圧を感じることもありました。
そんな時に、川井先生の「ボディ・マッピング講座」を受講し、引き続き、個人レッスンをしていただくことにしました。
川井先生のレッスンでは、チェロ演奏のセオリーに合わせていくのではなく、からだの動きの基本に合わせて、“からだに負担のかからない本来のからだの動き”を活かした演奏方法を考えていきます。
また、他の先生から指摘された事柄について、具体的にどのようにすればいいのかを解説してくださるので、今までバラバラに感じていたことが繋がってきて、心から納得することができます。
アドバイスは多岐にわたります。
とくに、練習方法については、「苦労をしながら極めていかないといけない」という凝り固まった考えをほぐしてくださるので、自分の音を深く聴くことができ、“音楽を楽しむ”精神の自由を手に入れることができるようになったと感じています。
私は高校のときから合唱を続けていて、今年42歳になります。
発声に関する本を独学で勉強していましたが、いわゆる「歌える人」との差は歴然としており、我流で続けることに限界を感じていました。
そこで、5年前に、川井先生の「ボディ・マッピング講座」を受講しました。そしてこれをきっかけに、月に1度のペースで個人レッスンを受け始めました。
先生の指導で面白いのは、レッスンの最中に解剖図や骸骨を見せられることです。
慣れないうちはホラー映画か何かのようですが、これはもちろん指導の一環です。
解剖図を見ながら、からだの骨や筋肉(例えば舌や肋骨、横隔膜など)の大きさや動きについて教えていただくと、不必要な力が入ることがなく、呼吸や声も楽になります。
また、レッスンに体操やストレッチを積極的に取り入れていることも特徴だと思います。
内容は日によって違うのですが、指示された体操をすることで、体の感覚を捉えることができるようになります。
レッスンでは、音程について高いとか低いといった指摘を受けることは滅多にありません。
その代わりに、上記の体操のほか、全体の流れや歌詞の内容について問われたり考えさせられたりします。
レッスンの録音を聞くと、音程についてはまったく触れていないにも関わらず、いろいろな示唆によって明らかにピッチが良くなっていることに驚くことがよくあります。
発声についても同様で、これに対してこれ、という対症療法ではなく、原因に応じた解決方法を探ってくださいます。
母音や響きについては感覚的な部分が大きいので、ここで説明するのは難しいのですが、子音に関していえば、例えば言葉を明瞭にするために「子音を立てて」と言われるのではなく、「故郷の言葉(私の場合、福岡出身なので博多弁)だと思って歌いなさい」のように指導されたことがあります。
これではっきり言葉が聞き取れるようになるので不思議です。
レッスンを受け始めて丸5年が経ち、最初に比べるとかなりしっかり歌えるようになったと思います。
思ったように歌える部分が増えてくるので、私の年になって言うのは少し恥ずかしいのですが、まだまだ上手になれるような感覚があります。
川井先生に出会えたことは奇跡のようなもので、もし先生のことを知らず、発声について悩みながら合唱を続けている状況を想像すると、ぞっとします。
合唱では1対1の指導はまずありませんので、かなり勇気が必要だったのですが、思い切ってレッスンの申込みをして良かったと思っています。
もし合唱をしている人で発声や歌い方に悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひ、川井先生のレッスンを受けることをお薦めしたいです。
川井先生なら、その人の努力に見合うだけの上達に導いてくれると思います。
これはおまけですが、先生のレッスンにはもうひとつ良いことがあって、通うと歌だけでなく体の調子も良くなってきます。
私は中学生のころから左手首の関節がずっと痛かったのですが、そのことを先生に話すと腕の骨を調整してくださり、おかげで痛みもなくなりました。
整形外科に行っても治らなかったものが声楽の先生に治してもらう、というのもなんとも不思議な話ですが、本当です。
先生は、“からだの調子が良くなるついでに歌が上手くなる”と笑うのですが、このことにも感謝しています。
今までイタリアとウィーン留学を通して多くの先生方のレッスンを受けてきたのですが、それらのたくさんの情報・発声の知識・それぞれの先生方のアドバイスなどが、本当は何を意味するものなのかが、川井先生のおかげではっきりと理解できるようになり、しかも自分のからだを通して具体的に見えてきました。
どのように練習したらよいのかが体験できて、からだだけでなく精神的にも解放されてきたと感じています。